2010年02月01日

「最高」のアイソレーションキーボードを目指して



キーボードにこだわるユーザーが多いThinkPad。今年の一発目を飾った新モデルであるX100eとEdgeのキーボードでは、「アイソレーションキー」(キーとキーの間に隙間があるデザイン)を採用しました。そのことに対して、ThinkPadファンから批難の声が少なからず上がっているように思えます。

自分が実際におよそ2週間モニターした上での感想は以前の記事にも書いた通りですが、他社のアイソレーションキーを採用したキーボードと比べるとだいぶ押しやすいキーボードに仕上がっています。打鍵音も「ThinkPadっぽい」音になっています。

そんなThinkPad X100e/Edgeのアイソレーションキーですが、Lenovo公式ブログであるYamato Thinkingにおいて話題になっています。

アイソレーションの違い(日本語版)
Differentiation of “Isolation”(English)


この記事によると、「他とは違うのだよ、他とは。」的なポイントを4つ挙げています。

 1. 形状:キートップ面が凹んでいて、指にが吸い込まれるようにフィット
 2. ストローク:2.5mm(※X100eは2.0mm)
 3. 打鍵感:同じパンタグラフ構造で良いフィーリングにチューニング済
 4. 剛性感:バスタブ構造ステンレス底板+樹脂フレームで全体ガッシリ


恐らく、長くThinkPadを使っている人にとっては「当たり前」な事を、コスト的な制約が大きい中で実現してしまった、という事です。また、「ThinkPadらしさ」を体現する上で、キーボードと同じく重要なTrackPointに関しては...

TrackPointの高さは低くなりましたが、操作性は保たれています。もちろん、キャップ自体も従来のものと同じです。操作性を保つために、TrackPointを囲むGHBキーの形状がポイントでした。たった0.4mmの差ですが、0.1mmでも人間の鋭い感覚は感知することを、私たちは知っています。多くのデザイン案が検討され、ベストのものを採用し、ユーザーテスト結果も良好でした。


としています。自分も、実機に触るまでは、そこがすごく懸念材料だったんですが、実際に触ってみると、この点に限っては、従来のThinkPadよりも良いと文句なしに言えると思います。このフィーリング以上のものをきちんと出せるのであれば、「伝統的」なThinkPadもアイソレーションキーでも良いよ、と思えるようになってしまいました。

ただ、条件があります。今回のX100e/Edgeでは、キーボードがユーザーによる交換対象から外れてしまった(構造上の問題で)事と、7段配列で省略されたシステムキーがある事をどうにか克服することです。後者に関しては...

今回はSLシリーズと同じく6列レイアウトで、伝統の7列ではありません。「どうしても7列!」という方々、ご安心ください。絶滅危惧種とまで言われる(笑)、7列レイアウトキーボードを、今後もレノボは提供し続けます。


と書いてくれているのでものすごく安心なのですが、前者がものすごく心配です。「ユーザーによる交換が可能で、7段で、今まで以上にキーフィーリングが良いと断言できる」アイソレーションキーボードを出してくれることを期待しています。

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http://ch00288.kitaguni.tv/t1563693
この記事へのコメント
ありゃ、キーボード交換出来ないんですか??
保守マニュアル見る限りは、交換手順も書いてあるんで
大丈夫だと思ってました。
Posted by おさっち at 2010年02月02日 00:35
しかし、レノボはなんでアピール不足なんだろう。

SLシリーズの6列キーボードも、他社からの乗り換えユーザー向けもThinkPad入門機と明確にすれば、既存機種ユーザーから叩かれることがなかろうにと。

第四世代のアイソーレションキーも同じ道辿ってるような
Posted by BloodOcean at 2010年02月04日 11:04
>>おさっちさん
出来ないわけではないのですが、今までのThinkPadの様にCRUに登録されていないので、気軽に交換できる部品ではなくなってしまいました。

>>BloodOceanさん
そうですよねぇ。個人向けとしてはIdeaシリーズを中心に組み立てるでしょうから、仕方のない面もあります。
Posted by せうせう at 2010年02月10日 15:21
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